HairStylist / Namiki Ryota
INTERVIEW 01
Q 現在の働き方は?
グランストーリーサロン千駄ヶ谷店で、フリーランス美容師として働いています。他の仕事もしながら、週2~5日ほどサロンワークをしています。ヘナという薬草染めを使用したカラー施術が得意ですが、あくまでも理想のスタイルづくりの一つの手段としてお客様に提案しています。
Q これまでの経歴は?
実は、元々は家業を継ぐ予定だったので、大学卒業後は家業に従事していました。しかし、自分には仕事が合わず、また、美容師として活躍したいという想いが強くなり、27歳から通信教育で学びながらアシスタントをしていました。学校を卒業後30歳で国家試験を取得し、フリーランス美容師として活動を始めました。
Q フリーランスになったきっかけは?
アシスタント時代、そのお店の技術だけでなく他のサロンの技術を学ぶためにも、よく勉強会に参加していたので、特定のサロンにこだわらずに働いてみたいという想いがありました。また、美容師を目指したのが遅く、いざ働こうと思ってもお客様がついていない自分を雇ってくれる美容室が少ないという現実があったので、フリーランスでやっていこうと決意しました。ただ、当時はシェアサロンが普及していなかったので、働く場を探すのにとても苦労しました。色々な美容室の空いている席を借りて働いたり、勉強のためにヘナを扱う企業で働いたりしました。1,000円カットでバイトしたこともありましたね。
Q グランストーリーサロンを利用したきっかけは?また、好きなポイントは?
シェアサロンが普及してきた頃、いくつかの店舗を比較したのですが、グランストーリーサロンは、システムや仕組み、シェアサロンの料金体系がシンプルで分かりやすかったので、利用を始めてみました。あとは立地です。人が多く賑やかな街よりは、静かな環境で働きたかったので、千駄ヶ谷・北参道の街の空気感はぴったりでした。店内は席間も広く、常駐している管理者もいないので、私もお客様もリラックスできる空間です。
Q 働き方や生活はどう変わりましたか?
千駄ヶ谷店を利用しているスタッフは、年齢層がバラバラだったり2人組でサロンワークをしていたりと、今までにお会いしたことがない方が多く、良い刺激をもらえています。コミュニケーションもよく取れるので、気持ちよく働けていますね。私生活の面では、2年ほど前からホテル暮らしを始めました。きっかけは、コロナ禍で両親やお客様への感染リスクを避けるために仮で借りたのですが、思った以上に便利だったので今も続けています。
Q 今後の夢や目標を教えてください
ずっと美容師として活動していきたいと思っています。これから先どんな形になるかは分かりませんが、年を重ねてもできる働き方を見つけて、自分らしい働き方を創っていきたいです。
これから新しい働き方をしようとしている方へメッセージ
最近は、美容学校を出てすぐにフリーランスになる方が増えていると聞くのですが、個人的にはアリだと思いますね。良い意味でも悪い意味でも自己責任なので、それが逆に私はすごく良いなと。個人的には、美容師はサロンに勤めていても個人プレー感があると感じていました。フリーランスになると、よりそれぞれの個性が出しやすいので、自分のペースで働きたい方や個性・感性がある方には、おすすめです。もちろん、サロン勤めが良いという方もいるでしょうし、色々なタイプの人がいると思います。働き方が多様化し、フリーランスという選択肢が増えたので、シェアサロンを利用しながら各々にあった理想の働き方を見つけてもらえればなと思います。